2ndは失速もCSで爆発。レアルとも互角の戦いは財産に
昨シーズンは1stステージ優勝を果たしたものの、2ndステージは一転して失速。それでも年間王者を決めるチャンピオンシップで再び爆発する。準決勝では初タイトル獲得に燃える川崎フロンターレを破ると、決勝で浦和と激突。1stレグで敗れ、2ndレグも先制を許す苦しい展開となったが、金崎夢生の2ゴールで逆転し、アウェイゴールの差で7年ぶり8度目のリーグ制覇を成し遂げた。
そして、鹿島のドラマはここで終わらない。クラブW杯では各大陸の王者をなぎ倒して決勝に進出すると、世界屈指のビッグクラブであるレアル・マドリーと対戦。柴崎岳の2得点でヨーロッパチャンピオンに尻に火がつくと、鹿島はそこから猛攻を受ける。結果は敗戦だったが、本気のレアルと戦えたことは選手たちの財産となった。