ニコラ・アネルカ【写真:Getty Images】
オランダ1部のローダJCは1日、元フランス代表のニコラ・アネルカ氏が同クラブのコンサルタントに就任すると発表した。
レアル・マドリーやアーセナル、マンチェスター・シティ、チェルシー、ユベントスなど数々の強豪クラブでプレーしたアネルカ氏。フランス代表としても実績豊富なストライカーは、2014円3月にウェストブロムウィッチを退団して以降、インドで短期間プレーしたのを最後にスパイクを脱いだ。
そして今回、選手時代に縁もゆかりもなかったクラブの“コンサルタント”として現場に戻ってきた。今後はローダJCのアカデミーへの助言や、フランスからの補強をサポートしていくという。
さっそく成果もあげている。ローダJCはフランス1部のバスティアから21歳のMFリース・フーリを獲得した。この移籍はアネルカ氏のアドバイスによって実現したと明かされている。半年間の期限付き移籍で、当面はU-21チームの一員としてプレーすることになる。
選手時代のアネルカ氏には毎年のように所属クラブを変えるなど、常に悪童や問題児としてのイメージがつきまとっていた。コンサルタントとして周囲と揉めることなくオランダの小クラブを成長させることができるだろうか。
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