清武弘嗣【写真:Getty Images】
セレッソ大阪は1日、スペイン1部セビージャに所属していた日本代表MF清武弘嗣の完全移籍加入を発表した。背番号は「46」となる。
ドイツやスペインで活躍していた清武にとって、今回のC大阪移籍は4年半ぶりの古巣復帰となる。しかし、その決断は容易ではなかったようだ。
移籍リリース公開直後、自身のブログを更新した清武は「ここ数か月自分自身の中で本当に悩みました。自分のとって人生を決める決断だったかもしれません(原文ママ)」と明かした。半年前に入団したセビージャでは出場機会に恵まれず、苦しい日々が続いていた。
「サッカー選手として、自分はどうあるべきか。それを考えた時に、スペインで挑戦し続けたいこのチームでポジションを勝ち取りたい。そう思っていました」
それでもJリーグへの復帰を決断した。その理由について清武は「今年のワールドカップ予選、来年のワールドカップ本戦を考えた時に、いろいろな感情がある中、日本での環境からチャレンジをしていくべきなのでは?と強く感じました」と記している。
ヨーロッパでプレーするにあたってサポートしてくれた周囲の日本人選手やチームメイト、家族への感謝も述べた清武。まずはC大阪で結果を残すべく、Jリーグで新たな一歩を踏み出す。
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