ミランの守護神であるジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
ミランの守護神であるイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが受けているサポーターからの批判に対して、敏腕代理人として知られるミーノ・ライオラ氏が強く反論した。31日に伊メディア『プレミアム・スポルト』が伝えている。
現在公式戦3連敗中のミラン。この一連のネガティブな結果によりチームはサポーターから批判を受けているが、その中でも特に批判の的とされているのがドンナルンマのようだ。
これら3試合で精彩を欠いたパフォーマンスをしたとみられているドンナルンマは、これまで17歳の年齢とは思えないようなファインセーブを連発して来たが、移籍の噂や間近に迫っているとされる契約更新の噂に気をとられてるのではないかといった批判がツイッターでされているという。
これらの批判に対して、代理人のライオラ氏が強い反論をしている。
「彼のような謙虚な青年が批判されるなんて不思議だね。このことを記憶にとめておこう。でももし、彼に出て行ってほしいのであれば言ってくれ」
そして同氏は、以前から報じられている契約更新についても言及した。
「彼ような選手をどのようなクラブが狙っているかを知ることは当然だね。それは(アドリアーノ・)ガッリアーニCEOにも言ってある。価格は(アメデオ・)モディリアーニ作の絵画くらいだけど、それを決めるのはミランだ。私は彼の関心について考えているし、それから欧州のビッグクラブが関心を示しているかどうか様子を見ることにしよう」
サポーターからは、最早ファインセーブをすることが当然かのように思われているドンナルンマ。しかし、ミランの不調が同選手だけのせいではないのは間違いなさそうだ。
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