柴崎岳【写真:Getty Images】
スペイン2部のテネリフェへ移籍が決まった日本代表MF柴崎岳は、現地時間31日午後にテネリフェ島に到着。さっそく現地メディアの取材に応じ、その様子を地元メディア『デポルプレス』が伝えた。
ラス・パルマスなどへの移籍がささやかれながら、2部のテネリフェを選んだ理由について問われた柴崎は「しっかり評価してくれるチームでしたし、熱心に誘ってくれた部分もあったのでこのチームに決めました」と明かした。だが、交渉していた時間はそれほど長くなかったという。
クラブからは半年契約であることが発表されているが、「ヨーロッパでやりたい気持ちがあったので、いまのところ日本に戻るという意思はあまり考えていない」と柴崎は語る。「できるだけ長くトップレベルでプレーしたい」と、夏以降もヨーロッパでプレーを続ける意向のようだ。
柴崎はテネリフェの現状について「順位が悪くない位置につけているのは知っている。上に行く可能性もある状態だと思っている」とも述べており、昇格を現実的な目標と捉えている。
そして自分自身を「攻撃面で力を発揮できる選手」と評し、「ラストパスだったりとか、ゴールにつながるプレーを出していこうと思っています」と新天地でのチャレンジとチームの目標達成に向けて意欲を燃やしている。
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