移籍願望でプレーの精彩欠き得点ゼロも…新天地では復活したドイツ代表MF
パリ・サンジェルマンで復活を遂げたユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】
■2位:ユリアン・ドラクスラー(ヴォルフスブルク→パリ・サンジェルマン)
移籍金:4000万ユーロ(約49億2000億円)
昨年夏、ヴォルフスブルクはなんとかドラクスラーを引き留めた。しかし、モチベーションを失ったドイツ代表MFは輝きを失い、クラブは見切りをつけてこの冬に放出している。
シャルケの下部組織で育ったドラクスラーは、2015年夏にヴォルフスブルクへ移籍した。その後も活躍を続けたことでビッグクラブへの憧れを口にするようになったが、ヴォルフスブルクは選手の希望に応じず、16/17シーズンが開幕。自身の希望が叶わず、ファンとの関係が悪化した彼は、ブンデスリーガ13試合に出場して得点ゼロと精細を欠いた。
そこに目をつけたのが、以前から獲得に関心を持っていたパリ・サンジェルマンだった。23歳という若さも魅力だが、タレントぞろいのパリ・サンジェルマンは今季、ウイングの選手がルーカスを除いて不振が続いている。即戦力として迎えられたドラクスラーは、すでに公式戦で2ゴールを決めており、再び輝きを放ち始めた。