中国から2度目のオファーで移籍決断。“ポッツォ・ファミリーの申し子”
中国の長春亜泰に移籍したワトフォードのオディオン・イグアロ【写真:Getty Images】
■6位:オディオン・イグアロ(ワトフォード→長春亜泰)
移籍金:2330万ユーロ(約28億6590万円)
欧州主要リーグの移籍市場最終日に中国移籍が決まり、滑り込みでトップ10にランクイン。
2008年にノルウェーからウディネーゼにやってきたナイジェリア代表ストライカーは、その後グラナダを経て2014年夏にワトフォードへ加入。イタリア人実業家のジャンパオロ・ポッツォ氏が所有する3クラブ全てでプレーしてきた、まさに“ポッツォ・ファミリーの申し子”である。
イグアロには2016年夏にも中国からオファーが届いていたが、当時は「その時が来れば中国にいくかもしれないが、今はまだ行く時期ではない」と明かしていた。
昨季のプレミアリーグでは主将のトロイ・ディーニーと強力コンビで16得点を挙げる活躍を見せていたが、今季はリーグ前半戦でわずか1得点と大スランプ。「イングランドでの仕事を全うしたい」と一度は中国からのオファーを断ったが、ついに“その時”が来てしまったようだ。