ナポリが大金叩いて獲得も…ベンチを温める日々が続くイタリア人FW
ナポリに移籍するも出場機会が得られていないレオナルド・パボレッティ【写真:Getty Images】
■10位:レオナルド・パボレッティ(ジェノア→ナポリ)
移籍金:1800万ユーロ(約22億1400万円)
188cmのパボレッティは、ナポリが本来のサッカーをするための補強だ。しかし、新天地では出番が限られるかもしれない。
昨シーズンまで、ナポリには絶対的なエースがいた。昨夏ユベントスへ移籍したゴンサロ・イグアインである。その代役としてやってきたポーランド代表のアレク・ミリクがシーズン序盤に重傷を抱えたことで、ナポリの得点力が極端に下がっている。この問題を解決するために獲得したのが、昨季セリエAで14ゴールを挙げたパボレッティだ。
だが、ナポリに移籍してからリーグ戦3試合、彼はベンチを温め続けている。それは本来ウイングのドリエス・メルテンスをCFに置く戦い方が機能し始めたためだ。ミリク不在の間に使っていたシステムはマウリツィオ・サッリ監督のもとで成熟を続け、対戦相手の脅威になっている。
移籍4試合目に途中出場し、新天地でのリーグ戦デビューを飾るが、実際にメルテンスがゴールを量産していることもあり、移籍金に見合ったスタートを切れていない状況だ。