柴崎岳【写真:Getty Images】
スペイン2部のテネリフェは31日、鹿島アントラーズに所属する日本代表MF柴崎岳の加入を発表した。契約期間は2017年6月30日までとなる。
柴崎は今冬の海外移籍に向けて準備を進めており、一時はスペイン1部のラス・パルマス加入の可能性が盛んに取りざたされていた。しかし、同クラブはパリ・サンジェルマンからヘセ・ロドリゲスの獲得を決めるなど、積極的な動きを見せて補強終了を宣言していた。
テネリフェはカナリア諸島のテネリフェ島に本拠地を置くクラブで、2部を主戦場にしている。1990年代は1部で過ごしたが、2009/10シーズンを最後に1部の舞台から遠ざかっている。今季はリーグ戦23試合を終えて6位につけており、昇格を視野に入れられるポジションにいる。
なお、柴崎はテネリフェにとってクラブ史上初の日本人選手となる。リーガ女子1部のUDグラナディーリャ・テネリフェには元浦和レッズレディースの堂園彩乃が所属しており、同じ島の中で2人の日本人選手がプレーすることとなる。
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