柴崎岳【写真:Getty Images】
日本代表MF柴崎岳がスペイン2部のテネリフェへ移籍することが濃厚になった。スペイン大手ラジオ『カデナ・セル』のマノイ・ダスワニ記者が自身のツイッターで明かしている。
ダスワニ氏は『カデナ・セル』局のカナリア諸島担当記者で、地元の情報に精通している。
テネリフェはこれまで柴崎加入の可能性が報じられてきたラス・パルマスと同じカナリア諸島に本拠地を置くクラブで、2009/10シーズンを最後に1部から遠ざかっており、最近は2部が主戦場になっている。昨季は2部で13位だった。
また、スペイン大手紙『マルカ』系列の『ラジオ・マルカ』のテネリフェ島担当であるラモン・エルナンデス記者は自身のツイッターで、テネリフェのアルフォンソ・セラーノTD(テクニカルディレクター)の言葉として日本人司令塔について伝えている。
エルナンデス記者は「日本人がスペインで契約する。セラーノは『柴崎岳』という名前を教えてくれた。テネリフェ加入に非常に近づいている」と記した。ただ、まだ取引は完全に成立したわけではなく、あくまで「非常に近づいている」段階のようだ。
鹿島アントラーズからラス・パルマス移籍が濃厚と見られていた柴崎は、同クラブの本拠地グラン・カナリア島の隣にあるテネリフェ島へ向かうことへなりそうだ。移籍が実現すればクラブ史上初の日本人選手となる。
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