インテルに所属するアンドレア・ラノッキア【写真:Getty Images】
かつてインテルでキャプテンを務めた28歳のDFアンドレア・ラノッキアが、ハル・シティへ移籍することになるようだ。30日に伊メディア『スカイ・スポルト』などが伝えている。
今季のセリエAで5試合しか出場機会をもらえていないラノッキア。近年の不安定なパフォーマンスによりレギュラーポジションを掴めていない同選手は、サンプドリアへと移籍した昨年の冬に続き、今冬にも再び移籍の噂がされている。
ラノッキアに対しては、これまでスウォンジー・シティやサウサンプトン、そしてヴォルフスブルクやロシア1部のゼニトなどから関心が示されていたとされるが、同選手はハルへ移籍することになるようだ。
この日、今年の初めに指揮官に就任したばかりであるハルのマルコ・シルバ監督が、高い評価をしているとされるラノッキアを熱心に説得したという。そして、同選手は考慮した後に移籍に承諾。
これにより、同選手は年俸120万ユーロ(約1億4000万円)で今季終了までの6ヶ月間の期限付き移籍でハルに加入する見込みで、移籍市場が閉まる31日にメディカルチェックが予定されていると報じられている。
ラノッキアは、2011年1月にインテルに加入して以来、これまで公式戦175試合に出場して9得点4アシストをマーク。しかし今季は、リーグ戦とヨーロッパリーグを合わせてわずか9試合の出場にとどまっていた。
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