ユベントス時代のマルティン・カセレス【写真:Getty Images】
昨年夏にユベントスとの契約が満了になってからフリーになっている29歳のウルグアイ代表DFマルティン・カセレスが、今冬からプレミアリーグに初参戦する可能性があるようだ。30日付の『デイリー・メール』が報じている。
先日メディカルチェックをパスしなかったとされ、トルコ1部トラブゾンスポルとの交渉が破談になったと報じられたカセレス。その後同選手は、フィオレンティーナへの加入に迫っていると報じられていたが、同クラブはこれまで何度も怪我に悩まされて来たカセレスのフィジカルコンディションを検討し直した結果、同選手の獲得を断念したとみられている。
そこで、カセレスの獲得に関心を示したのがクリスタル・パレスだという。昨年末に同クラブの指揮官に就任したサム・アラダイス監督は、今冬の移籍市場が終了した後にカセレスがチームに加入する可能性があることを示唆する発言をした。
「我々はまだ少なくとも2名の選手の獲得を望んでいる。カセレスは、フリーになっている選手であることから我々が注目を置いている選手の1人だよ。私は彼を気に入っているし、この冬の移籍市場が終わった後に加入することになるかもしれない」
昨年2月3日に行われたセリエA第23節のジェノア戦でアキレス腱を負傷して以来、約1年間もピッチから遠ざかっているカセレス。ユベントスを退団して以降、なかなか移籍先が見つけられずにいたが、これからは自身初となるプレミアリーグでプレーを再開することになるかもしれない。
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