バルセロナのネイマール【写真:Getty Images】
現地時間29日に行われたリーガエスパニョーラ第20節のベティス戦での判定に対し、バルセロナの選手たちからも不満の声が上がっている。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』などが伝えた。
後半に先制点を許したバルサは、その直後に追いついたかに思えた。だが、DFにクリアされる前に明らかにゴールラインを割っていたように見えたジョルディ・アルバのシュートは得点と認められず。終了間際にはFWルイス・スアレスが同点ゴールを奪ったものの、1-1のドローで勝利を逃している。
J・アルバのシュートに繋がるクロスを上げたDFアレイクス・ビダルは、明らかな誤審だと主張した。「ボールがゴールラインを割っていたのは見れば分かる。本当に大きなミスだ。だが審判のせいじゃない。ゴールラインテクノロジーが使われればこういうことは起こらないだろう」と対策の必要性を訴えている。
同点ゴールでチームを救ったスアレスも、問題の場面については「明らかに、ボールは1メートルは入っていた」とコメント。『ムンド』の検証によれば実際には25cmほどだと測定されているが、いずれにしてもラインを割っていたことは明白だった。
同じ場面では、ネイマールがエリア内で相手DFに倒されたプレーに対してPKを取るべきだったとの声もある。ネイマールは試合直後にインスタグラムの自身のアカウントで、“幻のゴール“と接触プレーの2つの写真を投稿し、「ハハハハハハ」と笑い飛ばすコメントを添えた。その後投稿は削除されている。
【了】