ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督【写真:Getty Images】
アーセナルは、アーセン・ヴェンゲル監督の後任として、現ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督を迎えるべく交渉を進めているという。29日付の英紙『エクスプレス』が独占情報として伝えた。
ヴェンゲル監督は1996年からアーセナルを指揮しており、現在のプレミアリーグで最も長く同一クラブを率いている指揮官。だが現在の契約は今シーズン末までとなっており、来季の去就は定かではない。
『エクスプレス』によれば、アーセナルはヴェンゲル監督に契約延長のオファーを提示しておらず、アッレグリ監督の代理人と交渉を進めているという。交渉はある程度進展した段階に入っているものの、合意には達していないとのことだ。
アッレグリ監督は、現在チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督の後任として2014年にユベントス監督に就任。過去2シーズンはいずれもチームをセリエA優勝に導き、今季も自身の3連覇、チームの6連覇となる優勝を目指して戦っている。
ブンデスリーガで躍進するRBライプツィヒのラルフ・ハーゼンヒュットル監督などもヴェンゲル監督の後任候補だとされているが、アッレグリがファーストチョイスとして浮上したと目されている。20年以上に及ぶアーセナルの長期政権は、今季で終わりを迎えることになるのだろうか。
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