ジェノアのルーカス・オカンポス【写真:Getty Images】
マルセイユからジェノアにレンタルされているアルゼンチン人FWルーカス・オカンポスの獲得に迫っているとみられていたミランだが、獲得を断念したのかもしれない。28日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
ワトフォードへ放出したFWエムバイェ・ニアンの代役としてオカンポスの獲得に動いていることは、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOも認めていた。ジェノアや選手本人の代理人とはすでに合意し、残るはマルセイユとの合意のみとなっていた模様だ。
だが、順調だった交渉はそこでストップしたようだ。マルセイユからの返答が届かないことにしびれを切らしたミランは、獲得から手を引くことをマルセイユに正式に伝えたと報じられている。
とはいえ、それもマルセイユから返答を引き出すための駆け引きの一環ではないかという見方もあるようだ。ミランがマルセイユに伝えたのは獲得断念の連絡ではなく、29日までに返答を求める“最後通牒“ではないかともみられている。
それでもオカンポスの獲得に至らないようであれば、残り2日となる移籍市場で別の選手に目を向けなければならない。代役候補としてはジェノアのダルコ・ラゾビッチ、チェルシーからベティスにレンタル中のチャーリー・ムソンダ、ナポリのエマヌエレ・ジャッケリーニなどの名前が挙げられている。
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