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2冠王者鹿島が2017年新体制発表。移籍へ動く柴崎の”10番”は空白に

text by 編集部 photo by Getty Images

鹿島アントラーズ
2016年王者の鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】

 J1の鹿島アントラーズは29日、2017シーズンに向けた新体制・新加入選手の発表会を行い、新シーズンの登録選手・背番号も発表された。

 鹿島は昨シーズンのJ1王者・天皇杯王者であり、12月のクラブ・ワールドカップでも決勝で欧州王者レアル・マドリーを苦しめる見事な戦いを見せた。リーグ連覇に向けた戦いとなるシーズンに向け、新人選手を含めて8名の新戦力が加えられている。

 新外国人選手としては全北限代から韓国代表GKクォン・スンテ、アルビレックス新潟からMFレオ・シルバ、パルメイラスからMFレアンドロ、ヴィッセル神戸からFWペドロ・ジュニオールが加入。ブラジル代表でのプレー経験もあるアタッカーのレアンドロはMFとしての登録となった。

 日本人選手では湘南ベルマーレからDF三竿雄斗、アビスパ福岡からFW金森健志を獲得したほか、新人選手としてDF小田逸稀(東福岡高校)、FW安部裕葵(瀬戸内高校)が加入。MF梅鉢貴秀は期限付き移籍からの復帰となった。

 鹿島との契約を延長せず、スペインのラス・パルマスなど欧州クラブへの移籍に向けて動いていることが盛んに報じらるMF柴崎岳の名前は当然登録選手に含まれていない。昨シーズンまで柴崎がつけていた「10番」は空白のままとなっている。

 また、昨季からの在籍選手ではDF植田直通(23番から5番に)、FW鈴木優磨(34番から9番に)の背番号が変更された。新加入選手、復帰選手の背番号は以下のとおり。

クォン・スンテ(GK):1
三竿雄斗(DF):15
小田逸稀(DF):23
レオ・シルバ(MF):4
レアンドロ(MF):11
梅鉢貴秀(MF):27
ペドロ・ジュニオール(FW):7
金森健志(FW):14
安部裕葵(FW):30

【了】

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