EU圏外枠の関係もあり、高まる放出の可能性
セビージャの清武弘嗣【写真:Getty Images】
冬の移籍市場が閉まるまであとわずかとなったが、MF清武弘嗣の将来はセビージャにはないのかもしれない。
セビージャは27日、アルゼンチンのロサリオ・セントラルからMFワルテル・モントーヤを獲得したことを発表。EU圏外枠を使うこのアルゼンチン人選手がこの冬にセビージャに加わるか、それともロサリオ・セントラルにレンタルという形で残るかは、この市場が閉まるまでに決定する。
現在、セビージャのEU圏外枠を占めるのはDFマリアーノ、MFガンソ、そして清武だが、出場機会に恵まれないガンソと清武のどちらかが去り、代わりにモントーヤを加える可能性があるためだ。そしてガンソと清武の内、移籍の可能性が高まっているのは後者の方である。
現在、日本代表MFの獲得を目的に、複数のクラブがセビージャに接触を図っている。MLS(メジャーリーグサッカー)のシアトル・サウンダーズは移籍金600万ユーロのオファーを提示し、またブンデスリーガではマインツが獲得への意欲を示した(彼の古巣ハノーファーが興味を持っているという報道もあったが、こちらでは事実であるという確証を得られなかった)。