公式戦7試合ぶりの先発出場を果たした長友佑都【写真:Getty Images】
現地時間28日にセリエA第22節が行われ、インテルは最下位ペスカーラに3-0の勝利を収めた。この試合に先発でフル出場したDF長友佑都に対し、イタリアメディアはほぼ及第点をつけている。
リーグ戦で6試合ぶりの先発出場、4度目のフル出場となった長友。4-2-3-1の左サイドバックに入り、得点には絡まなかったものの、完封勝利に貢献している。
この長友のパフォーマンスに対し、『コッリエレ・デッラ・セーラ』紙や『カルチョメルカート.com』は、「先発復帰にしてはソフトだった」「意欲はあったが精彩に欠いた」と評し、「6」の採点をつけた。
そして、『カルチョメルカート.it』は、「サイドバックとしてシンプルにプレーしたが、(右サイドバックのDFダニーロ・)ダンブロージオと比べてあまり攻撃には加わらなかった」と評すと、『トゥットメルカートウェブ』は、「(ステファノ・)ピオリ監督が必要な時には準備ができていることを証明した及第点に値するパフォーマンス」と評し、こちらもそれぞれ「6」の採点をつけている。
一方で、『ユーロスポーツ』は、「序列を上げるために(DFクリスティアン・)アンサルディの出場停止を十分に生かそうとはせず、(右サイドでプレーしたフランチェスコ・)ザンパーノに苦戦を強いられた」とやや厳しい寸評をし、「5.5」の採点を付けた。
来週のミッドウィークにはイタリア杯(コッパ・イタリア)準々決勝、そして週末には首位ユベントスとのイタリア・ダービーが控えているインテル。及第点の評価が付けられた長友には、果たして来週再び出場のチャンスが訪れるだろうか。
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