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パトの中国移籍が合意か。カンナバーロ監督のチームに合流と報道

text by 編集部 photo by Getty Images

アレシャンドレ・パト
ビジャレアルのアレシャンドレ・パト【写真:Getty Images】

 ビジャレアルに所属する元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトは、中国スーパーリーグ(CSL)の天津権建へ移籍することが濃厚となったようだ。27日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

 報道によれば、パトはすでに天津権建がキャンプを行っているイタリアのカターニアに到着した模様。契約を済ませたあと、そのままキャンプに合流するとみられている。ビジャレアルには移籍金1200万ユーロ(約14億8000万円)が支払われ、パトには年俸600万ユーロ(約7億4000万円)が用意されているという。

 元イタリア代表のファビオ・カンナバーロ氏が監督を務め、新シーズンからCSLに昇格する天津権建は、これまで数々の大物FWたちに狙いを定め補強を画策していた。オーナーが先日明かした話によれば、モナコのラダメル・ファルカオ、ベンフィカのラウール・ヒメネス、レアル・マドリーのカリム・ベンゼマ、チェルシーのジエゴ・コスタ、パリ・サンジェルマンのエディンソン・カバーニらにオファーを出したり接触をしたりしていたという。

 フィオレンティーナのニコラ・カリニッチにもオファーを出していたが、カリニッチはこれを断り残留を宣言。さらにレスター・シティのイスラム・スリマニへの関心も報じられていたが、最終的にはパトを新戦力として迎えることになるのだろうか。

 若くして頭角を現したパトはミランで活躍を見せたあと、負傷に悩まされたことなどもあり一旦ブラジルへ帰国。昨シーズン後半には欧州に復帰してチェルシーに在籍したあと、今季からビジャレアルに加入していた。ビジャレアルではここまでリーガエスパニョーラで14試合に出場し2ゴールにとどまっている。

【了】

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