フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠は、現地時間27日に行われたブンデスリーガ第18節シャルケ戦で決勝ゴールをアシストし、1-0の勝利に大きく貢献した。
長谷部はこの試合に3バックの中央のリベロとして出場。前半33分には右サイドからのフリーキックのキッカーを務めると、相手の意表を突くグラウンダーのクロスをゴール前に入れ、FWアレクサンダー・マイヤーによる先制点をアシストした。試合はそのまま1-0でアウェイのフランクフルトが勝利している。なお、シャルケのDF内田篤人はベンチ入りしなかった。
ブンデスリーガ公式サイトのドイツ語版では決勝点のマイヤーをマンオブザマッチ(MOM)に選出したが、英語版は長谷部をMOMとして称賛。「ゴールを称えられるのはマイヤーだが、長谷部は完璧に精密なボールでアシストを供給した。セットプレーでの関与だけでなく、フランクフルトで最も多くボールタッチした(69回)選手であり、チームのプレーを指揮するとともに3バックの中心でリードを守ろうとしていた」と評している。
前節はRBライプツィヒに0-3で敗れていたフランクフルトだが、リーグ後半戦の初戦となるこの試合では2017年初勝利を挙げることに成功。他会場の結果を待ちつつ暫定3位に順位を上げている。
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