セビージャに加入するワルテル・モントーヤ【写真:Getty Images】
セビージャは27日、アルゼンチン1部のロサリオ・セントラルからMFワルテル・モントーヤを獲得することが合意に達したと発表した。
選手およびロサリオ・セントラルとは全面的に合意しており、メディカルチェックを無事に済ませれば正式に契約が完了するとのことだ。契約は2021年6月30日までの4年半となることが発表されている。
23歳のモントーヤについて、セビージャは公式ウェブサイトで「通常右サイドでプレーする攻撃的な選手で、ゴールに迫るプレーを得意とする」選手だと紹介。13歳から在籍したロサリオ・セントラルで2014年にトップチームにデビューし、通算67試合に出場して7得点6アシストを記録したという経歴を伝えている。
だが、現時点でセビージャのEU外外国人枠は埋まっており、このままであればモントーヤがセビージャでプレーすることはできない。即座に合流するのかどうかは、外国人枠を占める日本代表MF清武弘嗣またはブラジル人MFガンソのどちらかが放出されるかどうか次第だという見通しをスペイン紙『マルカ』『アス』などが伝えている。
もう一人のEU外外国人選手であるブラジル人DFマリアーノが放出される可能性は低く、枠を空けるとすれば清武とガンソのどちらかだとみられている。どちらもセビージャに残留するのであれば、モントーヤは夏までのレンタルの形でロサリオ・セントラルに残ると予想されている。
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