マンチェスター・ユナイテッドのイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンは、インテルへの移籍に近づいているのかもしれない。ミラノで住む家を探していると26日付の英紙『ザ・サン』が伝えた。

　ダルミアンはジョゼ・モウリーニョ監督のもとで安定した出場機会を得られないことに不満を抱き、イタリアへの帰国を検討している模様だという。移籍先の候補として有力視されているのは、過去にもたびたび同選手への関心が取りざたされていたインテルだ。

　報道によれば、ダルミアンはインテル移籍に向けた家探しにすでに着手しているとのこと。ミラノの不動産業者に依頼し、恋人のフランチェスカ・コルマンニさんが住居を選ぼうとしているところだと伝えられている。

　だが、この冬の移籍市場でダルミアンの帰国が実現するわけではないかもしれない。インテルはダルミアンをチームに加えるため、DFダヴィデ・サントンを放出することで給与負担の軽減を図ろうとしているものの、サントンの買い手は見つかっていないようだ。

　インテルのサイドバックの人事に動きがあるようであれば、日本代表DF長友佑都への影響も気になるところだ。今季は厳しいポジション争いを強いられている長友にも移籍の噂は絶えない。

【了】