アントニオ・カッサーノ【写真:Getty Images】
元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノに対し、セリエBのヴィルトゥス・エンテッラが関心を示している。アントニオ・ゴッツィ会長が、伊メディア『スカイ』で認めた。
カッサーノは今月25日、所属していたサンプドリアとの契約を解消した。クラブと衝突した同選手は、今シーズンのチームから完全に外されており、以前から去就が注目されている。
エンテッラは昨年夏もカッサーノ獲得が話題になったクラブ。サンプドリアと同じリグーリア州のクラブであることも、カッサーノにとってはポジティブな要素だ。
同クラブのゴッツィ会長は、「カッサーノがキアーヴァリ(エンテッラのホームタウン)に来ることを決めたら、両手を広げて歓迎する。野心のあるユースの選手やトップチームの選手にとって良い影響があるだろう」と述べた。
だが、「残念だが、我々次第で決まることではない」と同会長。「アントニオの未来はアントニオの手の中にある」と続けている。
中国への移籍を否定していたカッサーノは、セリエAで獲得を望むクラブが現れていないとみられている。エンテッラのラブコールに応えるつもりはあるのだろうか。
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