久保裕也【写真:Getty Images】
ベルギー1部リーグのヘントに加入した日本代表FW久保裕也が現地時間26日、入団会見に臨んだ。会見の模様が、クラブの公式サイトで紹介されている。
スイスのヤングボーイズから移籍が決まった翌日に会見を行った久保は、「ここに来たら、サッカーの面で成長できると思った。成長したいという思いが一番強くてここに来た」と移籍の理由を語っている。
久保はヘントのサッカーに好印象を持ったようで、「ボールポゼッションをするチームで、かなり僕的には魅力的なサッカー」だと話した。
ヘントにとってクラブ史上最高額の移籍金が動いたことに対するプレッシャーはあるかと問われた際は、クラブ幹部から「最高額の選手の一人」と補足が入った。いずれにしても久保は「プレッシャーはあまり感じてない。期待は感じるけど、そこまでプレッシャーは…。責任はあります」と、あまり移籍金の額は気にしていない様子だ。
そして、改めてヘント移籍の意味を語っている。
「フィジカルの部分もそうですし、スイスよりもハイレベルなところでプレーしたかった。このチームでプレーできれば、伸びる可能性があると感じた。代表にもつながってくると感じた」
京都サンガやヤングボーイズでつけていた31番を選んだ久保は、26日の練習に参加したとのこと。本人は「可能なら日曜日にも…」と試合に出たいと語り、ベルギーデビューを心待ちにしている。
ベルギー1部で6位のヘントは、29日に首位を走るクラブ・ブルージュと対戦予定だ。
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