ミロシュ・デゲネクが1860ミュンヘンから横浜F・マリノスへ移籍【写真:Getty Images】
ドイツ2部の1860ミュンヘンは26日、オーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクの横浜F・マリノス移籍でクラブ間合意に至ったことを発表した。新天地では2年契約を結ぶことになると明かされている。
セルビアにルーツを持ち、クロアチアで生まれたデゲネクは現在22歳。シュトゥットガルトの下部組織で育ち、2015年から1860ミュンヘンでプレーしている。昨季はリーグ戦25試合に出場したものの、今季は出番の確保に苦しみ8試合の出場にとどまっていた。
1860ミュンヘンのアンソニー・パワーCEO(最高経営責任者)はクラブ公式サイトで「ミロシュは自分を放出してほしい、日本へ行くチャンスを掴みたいと頼んできた。我々はその要望を尊重し、選手と(移籍で)合意に至った。彼の将来がすべてうまくいくことを願っている」と移籍の経緯を述べ、デゲネクにエールを送った。
セルビアの世代別代表歴も持っているが、オーストラリア代表として5試合の出場経験があるデゲネク。身長187cmと大柄で、センターバックを中心に右サイドバックやボランチなど守備的なポジションを幅広くこなす柔軟性を備えている。横浜FMでは新たな守備の柱として活躍が期待される。
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