ナポリに所属するマノーロ・ガッビアディーニ【写真:Getty Images】
日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは、ナポリに所属する25歳のイタリア代表FWマノーロ・ガッビアディーニの獲得に近づいているようだ。25日にイタリアの『ジャンルカディマルツィオ』が伝えている。
欧州の様々なクラブが獲得に関心を示していると報じられているガッビアディーニ。その中でも、特に最近ではサウサンプトンが本気で獲得に乗り出しているとみられている。
しかし、これまで問題とされて来たのは、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が見積もっている移籍金の金額だ。サウサンプトンは、1500万ユーロ(約18億円)~1600万ユーロ(約19億円)の金額を提示して来たとされているが、デ・ラウレンティス会長が要求している金額は2000万ユーロ(約24億円)以上とされている。これにより、差額が開きすぎているために獲得は難しいのではないかという見方がされて来た。
しかし、ここでサウサンプトンが1600万ユーロに400万ユーロ(約5億円)のボーナスを加えた金額を提示したという。これにより、このオファーを受け入れるか受け入れないかは、デ・ラウレンティス会長の決断次第だという状況に至ったようだ。
残り1週間を切った今冬の移籍市場。その間にここ3試合の公式戦でベンチを温め続けているガッビアディーニは、果たして出場機会を求めてプレミアリーグに参戦しに行くことはできるだろうか。
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