キエーザ、ベラルディ、ベルナルデスキ(左から)の3人がターゲットに?【写真:Getty Images】
冬の移籍市場でアタランタからロベルト・ガリアルディーニを獲得したインテルは、今後もイタリア国内で輝く有望株たちの引き抜きを検討しているようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
中国の蘇寧グループに株式を売却して多額の資金手に入れたインテルは、来夏の移籍市場でフィオレンティーナのフェデリコ・ベルナルデスキとフェデリコ・キエーザ、そしてサッスオーロのドメニコ・ベラルディの引き抜きを狙うという。
いずれもセリエAでブレイク中の有望株で、将来のイタリア代表を背負って立つ逸材として評価が高い。特に名門フィオレンティーナで10番を背負うベルナルデスキは、リーグ戦20試合に出場して9ゴール3アシストとチームの中核に成長を遂げた。
キエーザはかつてサンプドリアやシエナなどで活躍したエンリコ・キエーザ氏の息子で、今季フィオレンティーナの下部組織からトップチームに昇格して一気に台頭した。最近はレギュラーに定着しつつある。
インテルはこのフィオレンティーナの2人に4000万ユーロ(約49億円)を用意していると見られている。近年は選手補強に十分な資金を投じることができず移籍市場で後手を踏んできた。長期的な視点に立ってチームを強化するため、今後は将来性を見越した投資も積極的に行っていくようだ。
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