ミラン、デウロフェウを獲得。本田は途中出場も厳しく?
23日、ミランはエバートンからFWジェラール・デウロフェウの獲得を正式に発表した。背番号は7番。層の薄いウイングとして補強されたスペイン人FWは、ミラン専門TV『ミランチャンネル』のインタビューに応じて「右も左もポジションは関係ない。僕は試合に出たい」と抱負を語った。
デウロフェウの加入で本田圭佑の立場はますます厳しいものになったとも言えるが、ただその本田については、なんと25日のコッパ・イタリア準々決勝ユベントス戦で先発出場の可能性も浮上した。
23日の練習ではスソが筋肉疲労を訴えて練習を回避。21日のナポリ戦での接触により痛んでいたなどという話もあったが、これを受けて『コリエレ・デッロ・スポルト』は、「(ヴィンチェンツォ・)モンテッラ監督はスソを故障のリスクに晒させるのを嫌がっている。ユベントス戦で本田が先発する可能性も排除できない」と報じた。
もっとも24日の会見でモンテッラ監督は、そのあたりに言及しなかった。それどころか23日に練習を回避したスソについては「昨日は休ませたが、今日の練習はやると思う」と語った。実際その後の練習にスソは参加し、試合にも招集された。したがってスソの温存はなく、先ほど出たイタリアの地元紙各紙のスタメン予想では右ウイングとして名を連ねている。
一方、デウロフェウの移籍証明書も到着し、ベンチ入りすることも可能になった。本田の試合出場は、先発どころか途中交代としてもさらに難しいものになったとも言える。