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J・マルティネス、ACL登録リスト選外に。今冬移籍の可能性が浮上か

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャクソン・マルティネス
広州恒大に所属するジャクソン・マルティネス【写真:Getty Images】

 中国の広州恒大に所属する30歳のコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスが、来月から開始するAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループステージに挑む登録メンバーから外れたことで、今冬に移籍する可能性が浮上しているようだ。24日付の英紙『ザ・サン』などが報じている。

 昨年2月に4200万ユーロ(移籍時レートで約55億円)の移籍金で広州恒大と2019年末まで契約を結んだマルティネス。しかし、昨季は怪我の影響もあって公式戦16試合に出場して4得点1アシストと期待されたような活躍ができず、一時は欧州リーグへの復帰を目論んでいるなどとも報じられた。

 そして、この状況に追い打ちをかけるように、マルティネスはACLの登録リストからも漏れたようだ。ACLでは外国人選手について「3人+アジア枠1人」というルールが採用されているが、指揮官のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、その3人にFWリカルド・グラールとMFパウリーニョ、そして昨季のリーグ戦27試合で14得点を決めたFWアランをマルティネスの代わりに登録。これにより、監督との関係が悪化したとされるマルティネスが今冬に移籍する可能性が浮上しているという。

 公式戦22試合で3ゴールに終わったアトレティコ・マドリー時代同様に中国でも苦戦しているマルティネス。果たして残りわずかとなった冬の移籍市場でどのような決断をするのか、今後の展開に注目を集めそうだ。

【了】

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