ヴィッセル神戸への移籍が噂されているガラタサライのFWルーカス・ポドルスキが、現地時間24日に行われたトルコカップのグループステージ第6節、3部の24エルチンカンスポル戦で5ゴールを挙げる大活躍を披露した。

　先発メンバーに名を連ねたポドルスキは試合開始直後の4分、中盤の高い位置でボールを奪ったヴェスレイ・スナイデルからパスを受け、左足で冷静にゴール隅を撃ち抜いた。

　このゴールで勢いづいたガラタサライの背番号11は、10分にも味方のスルーパスに抜け出して得意の左サイドで狙い澄ましたシュートをゴールネットに沈めた。

　その後ガラタサライは15分と25分にゴールを奪われて同点に追いつかれたが、直後の27分にガリー・ロドリゲスが勝ち越し弾を決めて1点リードで折り返す。このゴールはポドルスキのシュートが相手DFに当たったことで生まれた。

　後半になってもポドルスキは止まらない。50分、ゴール前の密集を個人技で突破してまたも左足一閃。見事なシュートでハットトリックを達成する。

　55分にはマルティン・リネスの折り返しを左足で押し込み4ゴール目。そして63分、今度は相手DFの不用意なパスをカットしてGKをあざ笑うようなループシュートで自身の5ゴール目を決め、総計6発のゴールショーを締めくくった。

　ポドルスキはすべてのゴールを得意としている左足で決め、チームの3点目のきっかけとなるシュートも放った。結果的に全得点に絡む大爆発で、ガラタサライの6-2での大勝に貢献している。神戸移籍前最後になる可能性がある試合で、ホームのファンに最高の形で感謝を示した。

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