ユベントスに所属する33歳のブラジル代表DFダニエウ・アウベスは、中国の3つのクラブから関心を示されているようだ。23日に仏誌『フランス・フットボール』とスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

　契約満了に伴ってバルセロナを退団し、今季にフリートランスファーでユベントスと2年契約を交わしたD・アウべス。同選手は昨年11月末に負った怪我により戦列から離れていたが、ようやく怪我から復帰し、試合には出場しなかったものの、現地時間22日に行なわれたイタリア・セリエA第21節のラツィオ戦でベンチ入りを果たしている。

　しかしD・アウべスは、もうすでにイタリアから去る可能性があるという。同選手の獲得に関心を示しているとみられているクラブは、中国スーパーリーグの天津権健、河北華夏、上海上港の3つのクラブ。この中でも特に今冬にMFオスカルを獲得した上海上港は、D・アウべスに対してユベントスで受け取る年俸の2倍以上の金額となる年俸1000万ユーロ(約12億2000万円）をオファーするつもりでいるようだ。

　D・アウべスは、今季これまで公式戦13試合に出場して2得点3アシストをマーク。しかし、昨年11月27日に行われたセリエA第14節のジェノア戦で左足の腓骨を骨折し、これまで離脱を強いられていた。

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