ウェスト・ハムに所属するディミトリ・パイエ【写真:Getty Images】
ウェスト・ハムに所属する29歳のフランス代表MFディミトリ・パイエに対して古巣マルセイユが3度目のオファーを提示していたが、これも所属クラブが拒否したようだ。23日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、最初のオファー(1900万ポンド)と2度目のオファー(2000万ポンド)を拒否したウェスト・ハムが、3度目となる2250万ポンド(約31億8000万円)のオファーを拒否したとのこと。ウェスト・ハム側は移籍金3000万ポンドを要求しており、その姿勢を崩していないようだ。
パイエは現在、ウェスト・ハムとの関係が悪化している。同選手は移籍を希望しており、現地時間14日のクリスタル・パレス戦ではプレーを拒否してベンチ入りもしていなかった。さらに「もし僕を売らなければ自ら十字靱帯を損傷することを誓う」と発言し関係悪化に拍車をかけた。
チーム内で孤立し、サポーターからは嫌われ、トップチームから外されて下部組織(U-23)に移動させられている。しかし、このままの状態が続けば市場価値が下がる可能性があるためウェスト・ハムにとっても売り時を逃すことになるが、果たして…。
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