カハ・カラーゼ
ジョージアの副首相に任命されたカハ・カラーゼ氏【写真:Getty Images】
38歳のカハ・カラーゼ氏は現役時代にミランやジェノア、ディナモ・キエフなどで活躍。2001年にはジョージア国籍を持つ初のセリエA選手として注目を浴びた。同年、弟のレバン・カラーゼ氏が誘拐される事件が発生し、犯人が身代金要求も政府が支払いを拒否。消息が途絶えた後に遺体となって発見されている。
政府の対応に落胆したことでジョージア代表としてのプレーを拒否し、2011年11月に代表引退を発表した。2012年5月に現役引退を表明し、母国ジョージアで政治家に転身した。
総選挙で国会議員に当選すると、同年10月には次期内閣の副首相に任命されている。現在も政治家として活躍中だ。
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