ロマーリオ
ブラジル上院議員に当選したロマーリオ氏【写真:Getty Images】
バルセロナやPSVといった欧州のビッグクラブでも活躍した元ブラジル代表ストライカーは、政界で評価を集める限られた元サッカー選手の一人だ。
元々“悪童”で知られ、トラブルがついて回ったロマーリオは、ダウン症の次女アイビーの存在で価値観が変わったそうで、2009年にブラジル社会党に入党。翌年にブラジル下院議員選挙で当選すると、2014年には上院議員選挙に当選。実績は決して多いわけではない。それでも、現役時代から変わらず歯に衣着せぬ物言いで地元リオデジャネイロでは抜群の人気を誇っているという。
1994年ワールドカップでブラジルを24年ぶりの優勝に導いたブラジル伝説のストライカーは、政界に進出しても国民の味方だ。
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