ドルトムントが17歳のスウェーデン代表FWを獲得【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは23日、スウェーデンのAIKソルナに所属していたスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの獲得を発表した。具体的な期間は明らかにされていないが、長期契約を結んだことが公表されている。
現在17歳のイサクは、母国で“イブラヒモビッチ2世“と称された長身のストライカー。16歳で名門AIKソルナのトップチームデビューを飾り、公式戦29試合で13ゴールを記録していた。
また欧州主要国がシーズン中のため国内組中心の構成だったものの、今月スウェーデン代表から初招集を受け、8日に行われたコートジボワール代表との親善試合で代表デビューを果たした。12日のスロバキア代表戦では初ゴールも挙げている。
ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「彼はヨーロッパの多くのクラブが契約したがっていた非常に才能のあるストライカーであり、ドルトムントを選んでくれて嬉しく思う」と、レアル・マドリーとの争奪戦を制してのイサク獲得を喜んでいる。なお移籍金の額は明かされていない。
104年間維持されてきたスウェーデン代表の最年少得点記録を17歳113日に塗り替え、すでに“イブラ越え”で歴史に名を刻んでいるイサク。ドルトムントではこれまで以上に厳しいポジション争いが待っている。激しい競争を勝ち抜き、次なるエースへステップアップすることができるだろうか。
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