ボルシア・ドルトムント【写真:Getty Images】
スウェーデンの新星アレクサンダー・イサクは、ボルシア・ドルトムントへの移籍が決定間近に迫っているようだ。ドイツやスペインなどの複数メディアが22日に伝えた。
”イブラヒモビッチ2世”とも呼ばれる長身FWのイサクは現在17歳。欧州屈指の若手有望株として多くのビッグクラブからの視線を集めていたが、レアル・マドリーが争奪戦で優位に立っていると伝えられていた。
だが、その後ドルトムントが新たに有力な移籍先に浮上してきた。出場機会を得て成長するためにはドルトムントの方が良い環境だとイサクは考えているのではないかとみられている。
22日付の独紙『ビルト』などによれば、ドルトムント入りに向けた交渉は最終段階に入っている模様だ。イサクは代理人や家族とともにドルトムントを訪れ、移籍についてほぼ合意したとのこと。スペイン紙『マルカ』はイサクがすでにメディカルチェックを済ませたとも伝えている。
スウェーデン1部のAIKソルナでプレーするイサクは、先日行われた親善試合でスウェーデンA代表にもデビュー。ドルトムントは、中国への移籍が濃厚なFWアドリアン・ラモスに代わる戦力として同選手をチームに加えたい考えのようだ。
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