エイバル戦で負傷したセルヒオ・ブスケッツ【写真:Getty Images】
勝利の代償に、重要な主力選手をしばらく失うことになってしまうかもしれない。バルセロナのMFセルヒオ・ブスケッツは、現地時間22日に行われたリーガエスパニョーラ第19節のエイバル戦で負傷交代を余儀なくされた。
バルサの中盤に欠かせない存在のブスケッツだが、この試合では開始数分で負傷。MFゴンサロ・エスカランテに足首を踏まれる形となり、そのままピッチを去ることになった。試合はブスケッツとの交代で入ったMFデニス・スアレスの先制点などもあり、バルサが4-0で快勝している。
バルサは試合中に行われたブスケッツの最初の検査結果を発表。右足首の外側側副靱帯の捻挫と診断されたとのことだ。23日には改めて検査が行われる予定となっている。
離脱の期間に関してはさらなる検査の結果を待つ必要があるが、スペイン紙『マルカ』は4週間に及ぶ可能性があるとの見通しを伝えている。4週間の離脱であればリーガのベティス戦、アスレティック・ビルバオ戦、アラベス戦、レガネス戦などを欠場することになる。
ブスケッツの負傷に繋がったエスカランテのプレーに対し、イエローカードどころかファウルも取られなかったことに対してはスペインメディアから疑問の声が上がっている。『ムンド・デポルティーボ』は「一発レッドを受けてもおかしくなかった」と述べた。
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