マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、本拠地オールド・トラフォードの試合での”ボールボーイ”たちの仕事ぶりに不満を抱き、リバプールとの大一番ではアカデミー所属の選手たちと入れ替えることを指示したのだという。21日付の英紙『ミラー』が伝えている。

　ボールボーイは試合の行われるピッチの周囲に待機し、ボールがラインを割るとすぐさま代わりのボールを提供する。ユナイテッドのホームゲームでは通常、マンチェスター・ユナイテッド・ファウンデーションの手配する少年少女がその役割を務めているという。

　だがモウリーニョ監督は、自らのチームが攻めている場面やプレーを急ぎたい場面などで、迅速に新しいボールが投入されないことに不満を抱いていたようだ。現地時間15日に行われたプレミアリーグ第21節のリバプール戦では、ユナイテッドのU-16チームの選手たちがボールボーイを務めるように指示したとのことだ。

　ユナイテッド関係者による発言として、「ジョゼがリバプール戦でボールボーイを入れ替えさせたのは事実だ。アカデミーチームの少年たちを連れてきた。今後の試合でもそうなるかどうかは分からない」というコメントも伝えられている。ユナイテッドの次回のホームゲームは現地時間29日、FAカップ4回戦のウィガン戦となる。

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