吉田麻也(左)と岡崎慎司(右)【写真:Getty Images】
【サウサンプトン 3-0 レスター・シティ プレミアリーグ第22節】
現地時間22日にプレミアリーグ第22節のサウサンプトン対レスター・シティが行われ、3-0でホームのサウサンプトンが勝利した。
サウサンプトンのDF吉田麻也と、レスターのFW岡崎慎司が共に先発して日本人対決が実現したこのカードは、サウサンプトンが主導権に握って始まる。両サイドを使ったサウサンプトンの攻撃が続き、レスターは岡崎が待つ前線までなかなかボールを運べなかった。
先制点は26分に決まる。右サイドからのマイナスのクロスを受けたウォード=プラウズがダイレクトで合わせてゴール左に決めた。さらに39分には追加点。セットプレーでゴール前にハイボールを入れると、吉田らが競ってこぼれたところをロドリゲスが押し込んだ。
2点リードで折り返したサウサンプトンは、ファン・ダイクが負傷を抱えてしまい、55分に交代を余儀なくされる。61分の決定機はいかせず、暗雲が立ちこめた。
追いかけるレスターは、63分に岡崎を下げてムサを投入して攻勢を強めるも、あと少しのところでゴールを奪えない。
サウサンプトンは75分、セットプレーで勝負を決めかけた。中盤右よりの位置からFKを得ると、ゴール前に走り込んだ吉田の手前で相手DFモーガンがヘッド。これがゴールネットを揺らす。だが、副審は吉田のオフサイドを取ったようで、サウサンプトンの3点目は認められなかった。
それでも85分、サウサンプトンはモーガンのファウルでPKを獲得すると、タディッチが決めて勝負あり。サウサンプトンが危なげなくレスターを下して勝ち点3を手にした。
【得点者】
26分 1-0 ウォード=プラウズ(サウサンプトン)
39分 2-0 ロドリゲス(サウサンプトン)
86分 3-0 タディッチ(サウサンプトン)
【了】