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香川が目指す後半戦の目標は。「与えられた中で自分の強みを出していく」

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】

 現地時間21日にブンデスリーガ第17節の試合が行われ、ドルトムントはブレーメンと対戦し2-1の勝利をおさめた。日本代表MF香川真司はアウグスブルク戦に続いて先発出場を果たしている。

 勝利を収めたものの、チームとしては満足していないと語る香川。「2点目取ったあとミスがやっぱり多かった。無意味なカウンターを受ける場面がたくさんあった。取られ方も悪かったし、期間が空いた中で再開後初戦勝てたことがすごく大きい。内容には満足していないけど、勝ち点3取れたことが一番大事。前向きに課題を修正して、チームとしてやっていく必要がある」

 また左MFとして出場した香川であるが、チームとしてのイメージの共有が足らないと考えているようだ。「ボールを蹴るのかつなぐのか、前と後ろですごく差があった。守備も攻撃も共通意識を持って、もう少しはっきりした戦い方が必要だった」と話した。

 後半戦の目標については「自分自身がしっかりと役割を担って、1試合1試合をやり続けるだけだなと。勝たなければいけない試合があるし、日頃の戦いが重要。日々の練習と試合で証明していくしかない。そこの強みを半年間で磨きをかけたい」

「監督のスタイルに順応して結果を出していくしかない。今日も左サイドハーフをやるならやるしかない。与えられたものをやっていくしかない。自分の強みをその中で出していかないと。普通にやっていたら出られないというのは分かっているので、個人的には後半戦はそれを証明したい」と日々の練習からのアピールと目に見える結果を出すことを後半戦の目標に掲げた。

(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)

【了】

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