アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が大金でトッププレーヤーを獲得している中国のサッカーについての見通しを語っている。19日、英紙『ガーディアン』が伝えている。
今冬も中国スーパーリーグの“爆買い”は留まることをしらず、チェルシーのオスカルとミケルなどがプレミアリーグから中国に渡った。また、アクセル・ヴィツェルやカルロス・テべスも中国でプレーする道を選んだ。
ヴェンゲル監督は「フットボールプレーヤーにとっての最初の野望はベストのリーグでベストの選手とプレーすることだ。そのあと大金を手にすることができるベストのリーグでベストの選手とプレーすることになる。この最適な組み合わせがイングランドにはある。しかし、イングランドは150年前にプロのリーグができた。サッカーの文化を作るにはゆっくりとした進歩が必要だと思う」と話した。
中国にサッカーの文化が根付くには時間が掛かると考えるヴェンゲルであるが、一方で「中国は前に進んでいる。中国でサッカーが人気になっていることはとても嬉しいことだ」と中国のサッカーの成長を認めている。
外国人枠の削減が行われ、これまでのような補強が行われるかどうかは不透明な状況となっている中国スーパーリーグ。将来はどのようなリーグとなっていくのだろうか。
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