ウェストハムへの移籍が決まったジョゼ・フォンテ【写真:Getty Images】
プレミアリーグのウェストハムはサウサンプトンからDFジョゼ・フォンテの獲得を発表した。2年半の契約で1年の契約延長オプションが付き、移籍金は800万ポンド(日本円で約11億円)となった。
ウェストハムの公式サイトを通してフォンテは「ウェストハムは素晴らしく、とても大きなクラブだ。だから私は契約した。多くのファンがいて、どのくらい彼らが情熱的かはよく知っている」とコメントしている。
サウサンプトンで主将を務めていたフォンテであったが、1月に入るとクラブ側に移籍を志願。それ以降はスタメンから外されており、吉田麻也がCBで起用されるようになった。
今シーズンの吉田はヨーロッパカップ、リーグカップなどカップ戦を中心に起用されていたが、リーグ戦でもここ3試合連続でスタメン出場。18日に行われたFAカップ3回戦再試合のノリッジ戦ではキャプテンマークを巻き、クロード・ピュエル監督も「彼にはその資格がある」とコメントし、チームでの存在感が高まっている。
今回のフォンテの移籍によって吉田にかかる期待もより高くなることが予想されるだけに、定位置を確保したいところだ。現在サウサンプトンはプレミアリーグで13位、リーグカップでは準決勝に進んでおり、ファーストレグではリバプール相手に1-0で勝利している。
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