オランダ代表のメンフィス・デパイ【写真:Getty Images】
フランス・リーグアンのリヨンは20日、マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得が決定したことを明らかにした。
デパイは18日に最終交渉のためリヨンに到着し、移籍決定に近づいていることはジャン=ミシェル・オラス会長も認めていた。20日にはツイッターのクラブ公式アカウントで、同日午後にオラス会長とブルーノ・ジェネジオ監督が同席してデパイの入団発表を行うことが同選手の写真とともに発表された。
発表に先立ち行われていた会見で、ジェネジオ監督は「メンフィスの加入はチームからも好意的に受け止められている。彼には再起への強い意欲があり、大きなモチベーションが感じられる」とデパイ加入についてコメントしている。
デパイ自身はリヨンの発表をリツイートしたほか、ユナイテッドのチームメートだった選手たちに向けて「赤い悪魔として過ごした時間の全ての思い出にありがとう。全てのサポートを忘れることはない」とコメント。ウェイン・ルーニー、ポール・ポグバ、ダビド・デ・ヘア、ルーク・ショーに対しては特に個別に感謝のコメントを述べている。
2015年夏にPSVからユナイテッドに加入したデパイは大きな期待をかけられ、伝統の背番号”7″を託されたが、1年目はプレミアリーグ29試合に出場して2得点どまり。今季は出場機会をほとんど得ることができていなかった。フランスの地で再び輝くことができるだろうか。
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