ユベントスのパウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
ユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、チーム内の年俸最高額にも迫る条件での契約更新に近づいている。20日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
レアル・マドリーやバルセロナなどが獲得を望んでいるとも伝えられていたディバラだが、本人はユーベ残留を望む姿勢を明確にしている。クラブとの契約延長に向け、18日には代理人のピエルパオロ・トリウルツィ氏がトリノ入りしており、週明けにも合意がまとまる見通しだという。
ユーベとディバラ側は新契約について以前から大筋で合意しており、細部を詰める必要があるのみだとみられている。2015年にユーベに加入したディバラの現在の契約は2020年までとなっているが、新契約は2021年までとなる見通しだ。
契約期間は1年延長されるだけだが、条件面は大幅に引き上げられる。現在の年俸200万ユーロ(約2億4500万円)+ボーナスという条件から、500万ユーロ(約6億1300万円)+ボーナスへの引き上げが見込まれているとのことだ。
ボーナスを含めた報酬額は700万ユーロ(約8億5800万円)に達し、チーム最高額の報酬を得ているFWゴンサロ・イグアインの750万ユーロ(約9億1900万円)に迫るという。それだけユーベはディバラを高く評価し、残留を熱望しているということだろう。
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