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オーバメヤン、今季終了後の移籍を示唆。だが「レアルが唯一のクラブじゃない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ピエール=エメリク・オーバメヤン
ボルシア・ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンは、今夏以降に他クラブへ移籍する可能性があることを認めている。20日付の独紙『フースバル・ビルト』がインタビューを伝えた。

 ドルトムントのエースストライカーとして活躍し、ゴールを量産し続けるオーバメヤンに対しては、多くのビッグクラブが関心を示していることがたびたび取りざたされる。特にレアル・マドリーは、オーバメヤン本人がいつかプレーしたい「夢のクラブ」であることを認めている。

 オーバメヤンは夏までドルトムントに残るのは「100%」だと断言しつつ、来季以降の去就に関しては含みを持たせている。「誰も未来を予見することはできない。ドルトムントを気に入っているけど、あと2年、5年、10年残ると言い切ることはできない。6月にどこかのクラブがドルトムントと合意して出ていくこともあり得る」と語った。

 移籍先については、ドイツ国内のライバルであるバイエルン・ミュンヘンへ行くことは「絶対にない」と主張。「それはドルトムントのファンにとってあまりにも辛いことだ。どんな条件を提示されても断るよ」と話している。

 だが、必ずしもマドリーを移籍先に限定しているわけではない。「(マドリー行きを望んでいるのは)事実だけど、世界にあるクラブはレアル・マドリーだけじゃない」とコメント。マドリーのジネディーヌ・ジダン監督がオーバメヤンの獲得を望んでいないと報じられたことについては「事実なのかどうかは知らないけど、どちらでも構わない。レアルが僕を欲しいならいつか連絡してくるだろうし、そうでなくても問題はない。自分の人生を生きるだけだ」と述べた。

 マドリーがオーバメヤンの獲得に動かないのであれば、マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンなどが有力な移籍先候補になるのではないかともみられている。夏の移籍市場ではオーバメヤンの動向に注目が集まることになりそうだ。

【了】

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