アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督【写真:Getty Images】
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、中国スーパーリーグの次はインド・スーパーリーグが世界に衝撃を与えると予想した。19日に英紙『メトロ』が報じている。
昨年に続いて今冬の移籍市場でも欧州リーグで活躍した選手を”爆買い”した中国スーパーリーグ。しかし、中国サッカー協会が同国1部リーグの外国人枠規定の変更を発表したことで今後トーンダウンする可能性がある。
ヴェンゲル監督は中国スーパーリーグについて「中国はまだ新しい。私が1995年に日本に行った時、プロリーグはまだ3年しか経っていなかったから、その状況をよく知っている。人々の反応を期待するが、プロサッカーの文化はそこにはない。だから時間がかかる。しかし、中国は前進した。中国はサッカーを広く普及させようとしているし人気を博していることを嬉しく思うよ。私はまた、インドでそうなることを期待している」と語った。
以前、ヴェンゲル監督はマハトマ・ガンジーのことを尊敬し、インド文化が好きであることを明かしていた。インド・スーパーリーグでは、FCゴアでジーコ氏が指揮を執っており、マルコ・マテラッツィ氏もチェンナイインで監督をしている。ディエゴ・フォルランやディディエ・ゾコラ、エイドゥル・グジョンセンなど、かつて欧州リーグで活躍した選手もプレーしており、移籍先として注目を集めている。
【了】