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バルサはセビージャMFの獲得望まず。やはりユーベやチェルシーの争いに?

text by 編集部 photo by Getty Images

スティーブン・エンゾンジ
セビージャのスティーブン・エンゾンジ【写真:Getty Images】

 バルセロナがセビージャのフランス人MFスティーブン・エンゾンジの獲得に動くことはないようだ。18日付のスペイン氏『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 2015年夏にストーク・シティからセビージャに加入し、中盤の要として活躍を続けるエンゾンジに対しては、複数のビッグクラブからの関心が噂されている。特にユベントスやチェルシー、マンチェスター・シティなどが強い関心を抱いているという。本人はセビージャからの契約延長の提示を拒否したとも伝えられ、移籍への憶測が強まっている。

 バルサも同選手に注目していることが報じられ、エンゾンジは英メディアのインタビューに対し「バルサからの関心は嬉しい。新聞上での話でしかないけどね」とコメントしていた。だがバルセロナの地元紙である『ムンド』は、エンゾンジはバルサのターゲットではないとの見方を伝えている。

 バルサに加入するとすればポジション的にはMFセルヒオ・ブスケッツのバックアップとなるが、クラブはこのポジションではなく右サイドバックを来夏に補強することを決めたのだという。今季は右SBにコンバートされて活躍を見せているセルジ・ロベルトを、ブスケッツのバックアップとして本来の中盤に戻す考えとのことだ。

 エンゾンジが現在28歳と決して若くないことも、バルサが3000万ユーロ(約36億5000万円)という契約解除金を支払っての獲得を躊躇する理由のひとつだとみられている。バルサが獲得に動かないとすれば、やはりプレミアリーグ勢やユーベなどの争奪戦となるのだろうか。

【了】

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