ママドゥ・サコ【写真:Getty Images】
リバプールのDFママドゥ・サコは、ユルゲン・クロップ監督の構想から外れて放出候補になっている。クラブは今冬の放出を検討しているが、交渉はうまくいっていないようだ。
英紙『デイリー・メール』は、リバプールがサウサンプトンからのオファーを拒否したと報じている。
サウサンプトンは主将のDFジョゼ・フォンテが移籍を希望しており、後釜を務められる選手を探している。そこでサコの獲得を試みたようだが、移籍金2000万ポンド(約28億円)というリバプールの要求に応えられなかったようだ。
なお、フォンテはウェストハムへの移籍に近づいており、サウサンプトンとしてもいち早く穴を埋められる選手を見つけなければならない。クロップ監督の信頼を失っているサコを引き抜くための移籍金は支払えない額ではないはず。今後オファーの金額を上げるのか、リバプールが妥協するのか、不遇のフランス代表DFをめぐる双方の動きに注目が集まる。
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