サウサンプトンの吉田麻也【写真:Getty Images】
サウサンプトンのDF吉田麻也は、現地時間18日に行われたFAカップ3回戦再試合のノリッジ・シティ戦で、クラブ加入以来初のゲームキャプテンを務めた。無失点勝利に貢献した日本代表CBに、クロード・ピュエル監督も賛辞を送っている。
FAカップで2部のノリッジと対戦したサウサンプトンだが、今月7日に行われたアウェイでの試合は2-2のドロー。ホームで再試合を戦うことになったが、1-0の勝利で4回戦進出を決めた。
吉田はこの試合に、公式戦6試合連続となる先発で出場。本来のキャプテンであるDFジョゼ・フォンテなどが欠場したこともあり、加入5シーズン目にして初のゲームキャプテンを任されることになった。
「マヤは今季の開始以来、良い前進を遂げてきた。周囲に若い選手たちが大勢いる中で、彼にキャプテンマークを与えるのは大事なことだった。自信に繋がることだ。チームのために素晴らしいスピリットを持った選手であり、彼にはその資格がある」とピュエル監督は試合後にコメントしている。クラブ公式サイトが伝えた。
吉田のプレーに対し、現地メディアからの評価も上々だ。英『ESPN FC』はノリッジ戦の吉田に採点「7」をつけ、「移籍を望んでいるフォンテとフィルヒル・ファン・ダイクが不在の中、キャプテンマークを巻いてチームをよく統率していた」と評している。
今季前半戦は出場機会に恵まれなかった吉田だが、プレミアリーグでも年明け以降3試合連続先発中。22日の第22節ではFW岡崎慎司の所属するレスター・シティとホームで対戦する。
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