ニューヨーク・シティに所属するアンドレア・ピルロ【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカーのニューヨーク・シティに所属する元イタリア代表MFアンドレア・ピルロは、現役引退後もサッカーに携わる仕事に就くつもりのようだ。18日付の伊紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。
ミランやユベントスで活躍したピルロは、2015年7月にNY・シティに加入。そして、今年12月31日に契約期限を迎えるピルロにとって来シーズンがNY・シティでプレーする最後のシーズンとなる。
これまで公式戦46試合で1得点8アシストを決めているピルロは、このことについて「今のところはそうなっているし、たっぷりと楽しみたい」と述べると、「良い形でシーズンを終えたいね。それからの事はその後に考えよう」と続け、新シーズンに向けて意気込みを語った。
しかし、現役を引退することになるとしても、サッカーの世界から身を引くことはないようだ。
「引退してもサッカーの世界に残ることを断言するよ。まだ情熱に溢れているし、サッカーを見たり話したりしたいんだ。クラブ幹部、監督、まだどんなことをするかは分からない」
ピルロの元同僚の多くは、引退後に監督業に転身し、様々なクラブで指揮を振るっている。ピルロは、その中でも特に北米サッカーリーグのマイアミFCで指揮を執るアレッサンドロ・ネスタ監督とイタリア・セリエBのピサを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督について触れた。
「頻繁に会うネスタは『絶対に監督になんてならない』って言っていたけど、今は監督業の事で頭が一杯だよ。それにガットゥーゾもピサで上手くやっているね。嬉しいよ」
来季で契約満了を迎えるピルロ。現役引退後には一体どのような道を歩むことになるだろうか。
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